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コラム

就労移行支援を利用するメリットとは?

2025.10.18

尼崎で就労移行支援を利用するメリットとは?IT特化型支援も含めた選択肢を解説

障害や疾患をお持ちの方が一般企業への就職を目指す際、就労移行支援は心強い味方となります。尼崎市内には複数の就労移行支援事業所があり、それぞれ異なる特徴を持っています。本記事では、就労移行支援を利用するメリットを詳しく解説するとともに、尼崎で事業所を選ぶ際のポイント、さらにはIT業界への就職を目指す方に向けた自立訓練という選択肢についてもご紹介します。

就労移行支援とは?基本的なサービス内容を理解する

就労移行支援は、障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスのひとつです。一般企業での就労を希望する障害のある方に対して、就職に必要な知識やスキルの習得、職場探し、就職後の定着支援までを総合的にサポートする制度として、2006年の障害者自立支援法施行時から運用されています。

具体的なサービス内容

就労移行支援事業所では、利用者一人ひとりの状況や目標に合わせた支援計画を作成し、段階的に就労へと導いていきます。提供されるサービスは多岐にわたり、職業訓練だけでなく、日常生活のリズムを整えることから始まる場合もあります。

主なサービス内容としては、パソコンスキルやビジネスマナーといった基礎的な職業訓練、コミュニケーションスキルの向上を目指すグループワーク、実際の企業での職場実習、履歴書作成や面接対策などの就職活動支援、そして就職後の職場定着支援などが挙げられます。事業所によっては、プログラミングやWebデザインといった専門的なスキルを学べるところもあります。

対象となる方

就労移行支援の対象となるのは、原則として18歳以上65歳未満の方で、一般企業での就労を希望し、就労が可能と見込まれる障害のある方です。具体的には、身体障害、知的障害、精神障害(うつ病、統合失調症、双極性障害など)、発達障害(ADHD、ASD、LDなど)、難病のある方が対象となります。

障害者手帳の有無は必須条件ではありません。医師の診断書や自立支援医療受給者証があれば利用できる場合もあるため、まずは自治体の障害福祉担当窓口や相談支援事業所に相談してみることをお勧めします。

利用期間と費用

就労移行支援の標準利用期間は2年間(24ヶ月)と定められています。この期間内に就職を目指すことになりますが、実際には6ヶ月から1年程度で就職される方も多くいらっしゃいます。ただし、必要に応じて最大1年間の延長が認められる場合もあります。

利用料については、前年度の世帯所得に応じた負担上限月額が設定されています。生活保護受給世帯や市町村民税非課税世帯の方は無料、市町村民税課税世帯でも月額上限9,300円から37,200円と、多くの方が比較的低額で利用できる仕組みとなっています。実際には、利用者の約9割が無料または低額で利用しているというデータもあります。

尼崎で就労移行支援を利用する8つのメリット

就労移行支援を利用することで得られるメリットは多岐にわたります。ここでは、特に尼崎市で就労移行支援を利用する際の具体的なメリットについて、実践的な視点から詳しく解説します。

1 専門的な就職支援が受けられる

就労移行支援の最大のメリットは、就職活動のプロフェッショナルによる専門的なサポートが受けられることです。一般的なハローワークでの求職活動とは異なり、障害特性を理解した専門スタッフが、一人ひとりの状況に合わせた就職支援を提供します。

具体的には、就労支援員や職業指導員といった専門資格を持つスタッフが、履歴書や職務経歴書の書き方から面接対策まで、きめ細かく指導してくれます。特に障害者雇用枠での応募の場合、障害特性の伝え方や必要な配慮事項の整理など、一般的な就職活動とは異なる準備が必要になりますが、こうした点についても経験豊富なスタッフがアドバイスしてくれます。

💡 POINT
多くの就労移行支援事業所では、企業の人事担当者との強いネットワークを持っています。このため、一般には公開されていない求人情報にアクセスできたり、企業側との事前調整により、スムーズに面接へと進めたりする場合もあります。

2 実践的な職業訓練でスキルアップできる

就労移行支援事業所では、実際の職場を想定した実践的な訓練プログラムが用意されています。単に知識を学ぶだけでなく、実際に手を動かしながらスキルを身につけられる点が大きな特徴です。

基本的なパソコンスキルとしては、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPointの操作方法を学べます。ExcelではVLOOKUP関数やピボットテーブルといった実務で頻繁に使用する機能まで習得できる事業所も多くあります。また、ビジネスメールの書き方、電話応対、来客対応といった基本的なビジネスマナーについても、ロールプレイングを通じて実践的に学ぶことができます。

さらに近年では、IT業界への就職を見据えた専門的なプログラムを提供する事業所も増えています。Web制作、プログラミング、デザインソフトの操作といった、より専門性の高いスキルを習得できる環境が整ってきています。こうした専門スキルは、将来的により良い待遇での就職につながる可能性を広げてくれます。

3 企業実習を通じてマッチング機会が得られる

就労移行支援の大きな特徴のひとつが、実際の企業での職場実習(インターン)を経験できることです。この実習制度は、就職前に職場の雰囲気や実際の業務内容を体験できる貴重な機会となります。

実習期間は通常1週間から1ヶ月程度で、その間は就労移行支援事業所のスタッフが企業側と連携しながらサポートしてくれます。実習を通じて、自分がその職場に合っているかどうかを判断できますし、企業側もあなたの働きぶりを見ることができます。実際、実習先企業にそのまま就職が決まるケースも少なくありません。

実習中に困ったことがあれば、事業所のスタッフがすぐに相談に乗ってくれますし、必要に応じて企業側との調整も行ってくれます。この「三者(本人・事業所・企業)でサポートする体制」があることで、安心して実習に臨むことができます。

4 利用料が無料または低額である

経済的な負担が少ないことも、就労移行支援の大きなメリットです。前述のとおり、世帯所得に応じた負担上限額が設定されており、多くの方が無料または月額1万円以下で利用できています。

民間の職業訓練スクールでプログラミングやWebデザインを学ぼうとすると、数十万円から百万円以上の費用がかかることも珍しくありません。それと比較すると、就労移行支援は非常にコストパフォーマンスの高い選択肢といえます。ただし、交通費や昼食費は原則自己負担となる点には注意が必要です。

5 就職後も定着支援が受けられる

就労移行支援のサポートは、就職が決まって終わりではありません。就職後も最長3年6ヶ月間(就労移行支援利用期間を含む)、職場定着支援を受けることができます。

新しい職場での仕事に慣れるまでの期間は、誰にとっても不安が大きいものです。特に障害のある方の場合、職場での配慮事項の調整や、体調管理との両立など、さまざまな課題に直面することがあります。そんなとき、就労移行支援事業所のスタッフが定期的に職場訪問を行い、本人と企業の両方をフォローしてくれます。

厚生労働省の調査によると、就労移行支援を利用して就職した方の1年後の定着率は約80%とされています。これは、ハローワークを通じた一般的な障害者雇用の定着率と比較しても高い数字です。この高い定着率の背景には、就職後の手厚いフォロー体制があるといえるでしょう。

6 生活リズムを整えられる

長期間の療養や休職を経て就職を目指す場合、まず生活リズムを整えることが重要になります。就労移行支援では、週に数日から段階的に通所日数を増やしていくことができ、無理なく就労に向けた生活リズムを作っていけます。

決まった時間に起床し、身支度を整えて外出する。事業所では一定時間集中して作業に取り組み、休憩時間には他の利用者と交流する。こうした日常の積み重ねが、就労後の生活の基盤となります。スタッフは体調面でのサポートも行ってくれるため、無理のないペースで就労準備を進められます。

7 同じ目標を持つ仲間と出会える

就労移行支援事業所には、同じように就職を目指す仲間が集まっています。同じような経験や悩みを持つ人たちと出会い、情報交換をしたり励まし合ったりできる環境は、就職活動を続ける上で大きな支えとなります。

グループワークやSST(ソーシャルスキルトレーニング)を通じて、コミュニケーション能力を向上させることもできます。他者との関わり方を学び、職場で必要となる協調性を身につけることができる点も、就労移行支援ならではのメリットです。

8 尼崎市内で通いやすい事業所が複数ある

尼崎市は大阪と神戸の中間に位置し、両都市へのアクセスも良好です。市内にはJR尼崎駅、阪神尼崎駅、立花駅、武庫之荘駅など主要駅が複数あり、各駅周辺に就労移行支援事業所が点在しています。

通所のしやすさは、継続的に訓練を受ける上で非常に重要な要素です。自宅から近い事業所を選べば、通所の負担が少なく、体調が優れないときでも通いやすくなります。また、尼崎市内の事業所であれば、将来的に地元企業への就職を目指す際にも、事業所が持つ地域企業とのネットワークを活用できるメリットがあります。

就労移行支援を利用する際に知っておくべき注意点

メリットが多い就労移行支援ですが、利用を検討する際には、いくつかの注意点も理解しておく必要があります。事前に課題を把握し、対策を考えておくことで、より効果的に制度を活用できます。

利用期間は原則2年間という制限がある

就労移行支援は原則として2年間(24ヶ月)の利用期間が定められています。この期間内に就職を実現することが目標となるため、計画的に訓練を進める必要があります。

ただし、この期間制限にはメリットもあります。明確な期限があることで、目標に向かって集中して取り組むモチベーションが生まれます。また、必要に応じて市区町村の判断により最大1年間の延長が認められる場合もあるため、焦りすぎる必要はありません。入所時から事業所スタッフと相談しながら、現実的なスケジュールを立てることが大切です。

通所期間中は基本的に収入が得られない

就労移行支援の通所期間中、事業所からの工賃支給はありません。訓練に専念する期間となるため、生活費の確保が課題となります。

この問題への対策としては、まず障害年金や生活保護、傷病手当金といった公的給付を受けられるかを確認することが重要です。また、家族の理解と協力を得ることも大切です。事前に経済的な準備を整えた上で利用を開始することをお勧めします。

なお、体調やスキル習得の状況によっては、週3日は就労移行支援、週2日はアルバイトといった形で、部分的に働きながら通所することが認められる場合もあります。ただし、本格的な就労につながらないよう、事業所や自治体と十分に相談する必要があります。

交通費や昼食費は自己負担となる

利用料自体は低額または無料であっても、事業所までの交通費や昼食費は原則として自己負担です。毎日通所する場合、これらの費用も積み重なっていきます。

対策としては、自宅から近い事業所を選ぶことで交通費を抑えられます。また、一部の事業所では昼食提供サービスがあったり、送迎サービスを実施していたりする場合もあるため、事業所選びの際にこうした点も確認しておくとよいでしょう。

事業所によって支援の質に差がある

就労移行支援事業所は全国に約3,000ヶ所以上あり、それぞれ特色や強みが異なります。提供されるプログラムの内容、スタッフの専門性、企業とのネットワーク、就職実績など、事業所による差は確かに存在します。

そのため、利用を決める前に必ず複数の事業所を見学し、比較検討することが重要です。見学時には、訓練内容、スタッフの対応、施設の雰囲気、他の利用者の様子などを確認しましょう。多くの事業所では体験利用も可能ですので、実際に訓練に参加してみて、自分に合っているかを判断することをお勧めします。

尼崎で就労支援事業所を選ぶ際の5つのポイント

就労移行支援を最大限に活用するためには、自分に合った事業所を選ぶことが何より重要です。ここでは、事業所選びで特に注目すべきポイントを解説します。

1 専門性の高いプログラムがあるか

自分が目指す職種や業界に特化したプログラムを提供しているかは、重要な判断基準です。事務職を目指すのであればOfficeソフトの実践的な訓練、IT業界を目指すのであればプログラミングやWeb制作のカリキュラムがあるかを確認しましょう。

特に近年、IT業界は人材不足が深刻化しており、2030年には約60万人のIT人材が不足すると予測されています。プログラミングスキルを持つ人材への需要は高く、障害者雇用においてもIT分野での求人は増加傾向にあります。IT特化型の訓練プログラムを持つ事業所であれば、将来性のある分野での就職を目指すことができます。

2 障害特性への理解と支援実績があるか

自分の障害特性に対する理解と支援実績がある事業所を選ぶことも重要です。精神障害、発達障害、身体障害など、それぞれの障害特性によって必要な配慮や効果的な支援方法は異なります。

特に発達障害の場合、視覚優位や聴覚優位といった情報処理の特性、こだわりの強さ、感覚過敏など、一人ひとり異なる特性があります。こうした特性を理解し、個別に最適化された支援を提供できる事業所かどうかを見極める必要があります。見学時には、同じような障害特性を持つ方の支援事例や就職実績を尋ねてみるとよいでしょう。

3 就職実績と定着率を確認する

事業所の就職実績は、その支援の質を測る重要な指標です。年間の就職者数だけでなく、どのような業界・職種への就職が多いのか、就職後の定着率はどれくらいかといった情報も確認しましょう。

特に定着率は重要です。就職することがゴールではなく、長く働き続けられることが本当の意味での成功だからです。定着率の高い事業所は、就職前の準備段階から丁寧な支援を行い、就職後のフォローアップも手厚いと考えられます。

4 通所のしやすさとアクセス

継続的に通所するためには、アクセスの良さも重要な要素です。自宅から事業所までの距離、交通手段、所要時間などを考慮しましょう。特に体調に波がある方の場合、通所の負担が大きいと継続が難しくなります。

尼崎市内であれば、JR尼崎駅、阪神尼崎駅、立花駅、武庫之荘駅など、主要駅から徒歩圏内の事業所を選ぶと便利です。また、送迎サービスを提供している事業所もありますので、必要に応じて活用を検討しましょう。

5 専門スタッフの配置状況

事業所にどのような専門スタッフが配置されているかも確認しておきたいポイントです。就労支援員や職業指導員は必須ですが、それ以外に心理カウンセラー、臨床心理士、公認心理師、作業療法士といった専門職が常駐しているかどうかで、支援の質は大きく変わります。

特にメンタル面でのサポートが必要な方の場合、心理専門職が常駐している事業所を選ぶことで、より安心して訓練に取り組めます。また、IT分野を目指す場合は、現役のエンジニアやデザイナーが講師として在籍しているかも重要なポイントです。

IT業界への就職を目指すなら「自立訓練」という選択肢も

就労移行支援と並んで検討したいのが「自立訓練(生活訓練)」という制度です。特にIT業界への就職を目指す方にとって、自立訓練はより専門的なスキルを習得できる選択肢となります。

自立訓練と就労移行支援の違い

自立訓練(生活訓練)は、障害者総合支援法に基づく福祉サービスのひとつで、自立した日常生活や社会生活を営むために必要な訓練を行う制度です。就労移行支援が「就職すること」を直接の目標とするのに対し、自立訓練は「自立した生活を送れるようになること」を目標としています。

利用期間は就労移行支援と同じく原則2年間ですが、自立訓練の場合、より時間をかけて基礎から専門スキルまでじっくりと学ぶことができます。特にIT分野のように、実務レベルのスキル習得に時間がかかる分野では、自立訓練で十分なスキルを身につけてから就職活動に臨む方が、より良い条件での就職につながる可能性があります。

IT特化型自立訓練の強み

IT業界は今後も成長が見込まれる分野であり、プログラマー、Webデザイナー、システムエンジニアといった職種では、障害者雇用でも一般雇用と遜色ない待遇を得られる可能性があります。ただし、そのためには実務で通用するレベルのスキルが必要です。

IT特化型の自立訓練では、プログラミング言語(Python、Java、JavaScriptなど)、Web制作(HTML、CSS、WordPress)、デザインツール(Illustrator、Photoshop)、データベース、システム開発の基礎など、実務に直結するスキルを体系的に学ぶことができます。

さらに、現役のエンジニアやデザイナーが講師を務める施設であれば、業界の最新動向や実際の仕事の進め方なども学べます。こうした実践的な知識は、就職後に大きなアドバンテージとなります。

尼崎のIT特化型自立訓練:CYBER TECH ACADEMY

尼崎市内には、IT業界への就職に特化した自立訓練事業所として、株式会社プラスイノベーションが運営する「CYBER TECH ACADEMY(サイバーテックアカデミー)」があります。

CYBER TECH ACADEMYは、2016年から放課後等デイサービス「Kid'sTECH」でIT療育を提供してきた実績を持つ企業が運営しており、障害特性とIT教育の両方に精通したスタッフが支援にあたっています。特に発達障害のある方の特性を活かしたIT人材育成には定評があります。

💡 CYBER TECH ACADEMYの特徴
  • 最長2年間のIT技術訓練で実務レベルのスキルを習得
  • 現役エンジニア・デザイナーによる実践的指導
  • 臨床心理士・公認心理師による心理サポート
  • 作業療法士による生活・就労支援
  • 訓練修了後は自社ITソリューション部門での就労も可能
  • 週3日からの通所が可能で、送迎サービスあり

1年目にはMicrosoft Officeの操作、プログラミング基礎、デザインツール基礎、Web制作基礎といったIT技術の基礎を学びながら、作業療法士による生活訓練も並行して行います。2年目には、実際のHP制作やWebアプリケーション開発といった実務訓練を通じて、即戦力となるスキルを身につけます。

特筆すべきは、訓練修了後の就労先が確保されている点です。プラスイノベーションは自社でITソリューション事業部を運営しており、RPA開発、システム開発、Web制作などの案件を手がけています。訓練を通じて実力をつけた方は、この事業部で働くことができるため、就職先を探す不安が少なく、安心して訓練に集中できます。

就労継続支援B型という働き方の選択肢

すぐに一般就労を目指すのが難しい方や、まずは短時間から働くことに慣れたい方には、就労継続支援B型という選択肢もあります。

就労継続支援B型の特徴

就労継続支援B型は、雇用契約を結ばずに働くことができる福祉サービスです。体調に波がある方、長時間の就労が難しい方でも、自分のペースで働くことができます。利用期間の制限がないため、焦らずにスキルアップや体調管理に取り組めます。

工賃は作業量に応じて支払われ、全国平均で月額16,000円程度ですが、IT作業を中心に行う事業所では、スキル次第でより高い工賃を得られる場合もあります。

尼崎のIT特化型B型:ワークリンク尼崎

プラスイノベーションは、就労継続支援B型事業所「ワークリンク尼崎」も運営しています。こちらもIT・パソコン業務に特化しており、データ入力、Excel作業、Web・SNS運用支援、YouTube動画編集、システム開発補助といった作業を通じて、IT実務スキルを身につけながら働くことができます。

特徴的なのは、在宅勤務にも対応している点です。外出が難しい方、通所に負担を感じる方でも、自宅でパソコン作業を行うことができます。心理専門スタッフによるオンラインカウンセリングも利用できるため、在宅でも安心して働けます。

将来的に一般就労や在宅ワークを目指す方にとって、B型事業所での経験は貴重なステップとなります。短時間から始めて徐々に作業時間を増やしていき、スキルと自信がついたタイミングで就労移行支援や自立訓練へ移行する、といったステップアップも可能です。

まとめ:自分に合った就労支援を選ぶことが成功への近道

就労移行支援をはじめとする就労支援サービスには、それぞれ異なる特徴とメリットがあります。大切なのは、自分の現在の状況、目指す働き方、身につけたいスキルなどを明確にした上で、最適なサービスを選ぶことです。

すぐに就職を目指したい方には就労移行支援、じっくりと専門スキルを身につけたい方には自立訓練、まずは短時間から働くことに慣れたい方には就労継続支援B型といったように、それぞれの状況に応じた選択肢があります。

また、これらのサービスは相互に移行することも可能です。B型で働きながらスキルを磨き、自立訓練でさらに専門性を高め、最終的に一般就労へとステップアップしていく、といった柔軟なキャリアパスも描けます。

尼崎市は大阪・神戸の中間に位置し、両都市への通勤も可能な地域です。市内には多様な就労支援事業所があり、IT特化型の支援を提供する事業所も複数存在します。まずは気になる事業所に連絡を取り、見学や体験を通じて、自分に合った場所を見つけることから始めてみてください。

⚠️ 事業所選びのアドバイス
必ず複数の事業所を見学・比較してから決定しましょう。実際に足を運び、施設の雰囲気、スタッフの対応、他の利用者の様子を確認することが大切です。多くの事業所では無料の見学会や体験利用を実施していますので、積極的に活用してください。

尼崎で就労支援をお探しなら株式会社プラスイノベーションへ

株式会社プラスイノベーションは、「発達に凸凹がある子供たちの未来を創造する」という理念のもと、2016年から兵庫県尼崎市でIT特化型の障害福祉サービスを展開してきました。

放課後等デイサービス「Kid'sTECH」では、小学生から高校生まで約9年間にわたりIT療育を提供しており、その実績をもとに、成人向けのIT就労支援サービスも展開しています。子どもの頃からIT教育を受けてきた方が、そのままステップアップして就労訓練を受け、最終的には自社のITソリューション部門で働くという、一貫した支援体制を構築している点が大きな特徴です。

プラスイノベーションの就労支援サービス

CYBER TECH ACADEMY(自立訓練)では、IT業界への就職を目指す18歳以上の方を対象に、最長2年間の専門訓練を提供しています。プログラミング、Web制作、デザインといった専門スキルを、現役エンジニアやデザイナーから直接学べます。

ワークリンク尼崎(就労継続支援B型)では、IT・パソコン業務を中心とした作業を通じて、実務スキルを身につけながら働くことができます。在宅勤務にも対応しており、自分のペースで働きたい方に適しています。

どちらのサービスも、臨床心理士・公認心理師による心理サポート体制が整っており、障害特性を理解した専門スタッフが一人ひとりに寄り添った支援を提供しています。

まずは無料相談・見学から

「IT業界に興味はあるけど、自分にできるか不安」「障害特性があってもIT分野で働けるのか」「どのサービスが自分に合っているのか分からない」といった疑問や不安をお持ちの方は、まずはお気軽にご相談ください。

プラスイノベーションでは、無料の相談会・見学会を随時実施しています。実際の訓練の様子をご覧いただきながら、専門スタッフが一人ひとりの状況や目標に合わせた最適なサービスをご提案いたします。オンラインでのご相談にも対応していますので、遠方の方や外出が難しい方もご利用いただけます。

お問い合わせ先

株式会社プラスイノベーション

〒660-0892 兵庫県尼崎市東難波町5丁目17-23 第一住建尼崎ビル6階・8階

TEL: 06-6415-6977

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