Menu

お知らせ

ホーム

>

お知らせ

>

お知らせ(詳細ページ)

コラム

大学を辞めたいと悩むあなたへ|後悔しない決断のために知っておくべきこと

2026.02.11

大学を辞めたいと悩むあなたへ|後悔しない決断のために知っておくべきこと

「大学を辞めたい」そう思ったとき、あなたは決して一人ではありません。文部科学省の調査によれば、令和3年度の大学中退者数は約5万7千人。つまり、毎年多くの学生が同じ悩みを抱えています。授業についていけない焦り、人間関係のストレス、将来への不安、経済的な問題など、その理由は人それぞれです。しかし、大学を辞めるという決断は人生に大きな影響を与えるからこそ、感情に流されず冷静に考える必要があります。この記事では、大学を辞めたいと思ったときに知っておくべき情報、辞める前に試すべき選択肢、そして辞めた後の道筋まで、包括的にお伝えします。

大学を辞めたいと思う主な理由

大学を辞めたいと思う理由は多岐にわたりますが、文部科学省の調査や各種研究から、いくつかの典型的なパターンが見えてきます。自分がどのパターンに当てはまるのかを理解することで、適切な対処法が見つかりやすくなります。

学業についていけない・学力不振

入学時に想定していたレベルと実際の授業内容とのギャップに苦しむケースは少なくありません。特に理系学部では、高校数学と大学数学の間に大きな壁があり、ついていけずに挫折する学生が多く見られます。また、入学後に自分の興味関心と学部の専門性が合わないことに気づくというミスマッチも深刻な問題です。

特にコロナ禍以降、オンライン授業の増加により学習環境が大きく変化しました。対面での質問機会が減り、孤独な学習を強いられることで、理解が追いつかないまま授業が進んでしまうという状況も生まれています。

人間関係の悩みと孤独感

大学は高校までと異なり、固定されたクラスや定期的な顔を合わせる機会が少ないため、友人関係を築くハードルが高くなります。入学後すぐに友人グループができあがり、その輪に入れないまま孤立してしまう学生も少なくありません。

特に注意が必要なのは、発達特性による対人コミュニケーションの困難さを抱えているケースです。ASD(自閉スペクトラム症)の特性がある場合、暗黙のルールを読み取ることや、雑談でのコミュニケーションに苦手意識を持つことがあります。また、ADHD(注意欠如・多動症)の場合、衝動的な発言や話の聞き逃しなどから誤解を招くこともあります。

さらに深刻なのは、無視やいじめといったハラスメントを受けているケースです。SNSを通じた陰湿ないじめや、グループワークからの意図的な排除など、目に見えにくい形での人間関係トラブルも増えています。

精神的な不調と通学困難

大学生活のストレスから、うつ状態や不安障害、パニック障害などの精神的不調を抱える学生が増加しています。朝起きられない、電車に乗れない、教室に入れないといった症状が現れ、結果として授業に出席できなくなってしまいます。

起立性調節障害(OD)も見逃せない要因です。これは自律神経の調節がうまくいかず、朝起きられない、立ちくらみやめまいがするといった症状が現れる疾患で、思春期から若年成人に多く見られます。周囲からは「怠けている」と誤解されやすく、本人も自責の念に駆られて症状が悪化するという悪循環に陥りがちです。

経済的困窮と学費の負担

近年の物価上昇や家計の変化により、学費や生活費の捻出が困難になるケースも増えています。特にコロナ禍では、アルバイト先の営業停止や勤務時間の削減により、収入が激減した学生が多く見られました。奨学金を借りていても、将来の返済負担を考えると不安が募り、継続を断念する判断に至ることもあります。

進路の再考と別の道への関心

大学に入学してから、本当にやりたいことが見つかったり、別の進路に興味を持ったりすることも珍しくありません。起業への関心、専門学校での実践的な学び、早期就職など、大学卒業を待たずに次のステップに進みたいと考える学生もいます。

特に最近では、YouTuberやインフルエンサー、プログラマーなど、必ずしも大卒資格を必要としない職業への関心が高まっています。「今の大学で4年間を過ごすより、すぐに実践的なスキルを身につけたい」という思いから中退を考えるケースも見られます。

大学を辞める前に必ず確認すべきこと

「辞めたい」という気持ちが強いときこそ、一度立ち止まって冷静に状況を整理することが重要です。感情的な判断は後悔を生みやすく、取り返しのつかない結果につながることもあります。

辞めたい理由の明確化と分類

まず、自分が大学を辞めたいと思う理由を紙に書き出してみましょう。頭の中でぼんやりと考えているだけでは、感情と事実が混在してしまいます。理由を書き出すことで、解決可能な問題と根本的な問題を切り分けることができます。

たとえば「友達ができない」という理由の場合、それは環境を変えることで解決できる問題なのか、それともコミュニケーションスキルや対人不安など、自分自身の課題なのかを見極める必要があります。後者の場合、大学を辞めても同じ問題に直面する可能性が高いため、別のアプローチが必要になります。

中退後の具体的なプランの有無

大学を辞めた後、何をするのか具体的なプランがあるでしょうか。「とにかく今の状況から逃げたい」という思いだけで辞めてしまうと、辞めた後に途方に暮れることになります。

具体的なプランとは、単に「就職する」「アルバイトをする」といった漠然としたものではありません。どんな仕事に就くのか、そのために必要なスキルや資格は何か、収入はどの程度見込めるのか、といった現実的な計画が必要です。特に大学中退の場合、最終学歴は高卒となるため、就職活動での選択肢が狭まることを理解しておく必要があります。

経済的影響の試算

大学を中退すると、どのような経済的影響があるのかを具体的に計算してみましょう。

  • これまでに支払った学費(返ってこない費用)
  • 奨学金の返済額と返済計画
  • 大卒と高卒の生涯賃金の差(約5,000万円程度)
  • 中退後の収入見込み

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、大卒と高卒では生涯賃金に大きな差があります。もちろん個人の能力や努力次第で逆転できる部分もありますが、平均的な傾向として理解しておくことは重要です。

家族との対話

親に言い出せずに一人で抱え込んでいる学生も多いのですが、家族との対話は避けて通れません。特に学費を親に負担してもらっている場合、その重みを理解した上で誠実に話し合うことが必要です。

対話の際には、感情的にならず、自分の状況と考えを整理して伝えることが大切です。「とにかく辞めたい」ではなく、「このような理由で悩んでいて、こういう選択肢を考えている」と具体的に説明できるように準備しましょう。親は反対するかもしれませんが、それはあなたの将来を心配しているからです。その気持ちを受け止めた上で、建設的な話し合いを目指しましょう。

大学を辞めずに解決できる可能性のある選択肢

多くの場合、大学を完全に辞めなくても状況を改善する方法があります。退学という最終手段を選ぶ前に、以下の選択肢を検討してみましょう。

休学制度の活用

休学は、大学に籍を置いたまま一時的に学業から離れることができる制度です。多くの大学では半年から1年程度の休学が認められており、その間に自分を見つめ直す時間を持つことができます。

休学のメリットは、復学の選択肢を残しながら、精神的な余裕を取り戻せる点にあります。休学中にアルバイトや資格取得、留学など、様々な経験を積むこともできます。精神的な不調が原因の場合、治療に専念する時間として活用することも可能です。

ただし、休学には在籍料が必要な大学もあるため、事前に確認が必要です。また、休学期間は卒業が遅れることになるため、その点も考慮に入れましょう。

学部・学科の転部・転科

今の学部が合わないと感じている場合、同じ大学内で別の学部や学科に移る選択肢があります。これまで取得した単位の一部が認定されることもあり、中退して別の大学に入り直すよりも効率的です。

ただし、転部・転科には成績要件や試験があることが多く、誰でもできるわけではありません。また、定員の関係で希望する学部に移れない可能性もあります。興味がある場合は、早めに学生課や教務課に相談してみましょう。

大学のカウンセリングサービスの利用

ほとんどの大学には学生相談室やカウンセリングセンターが設置されています。臨床心理士や公認心理師などの専門家に無料で相談できる貴重なリソースです。

カウンセリングでは、悩みを整理したり、ストレス対処法を学んだり、必要に応じて医療機関を紹介してもらったりできます。「カウンセリングを受ける=弱い人間」という偏見を持つ必要はありません。むしろ、困ったときに適切な支援を求められることは、セルフケア能力の高さの表れです。

経済的支援制度の確認

経済的理由で辞めようと考えている場合、まだ活用していない支援制度がないか確認しましょう。

  • 授業料減免制度(高等教育の修学支援新制度)
  • 給付型奨学金
  • 大学独自の奨学金制度
  • 民間団体の奨学金
  • 学費の分納・延納制度

特に2020年度から始まった高等教育の修学支援新制度は、住民税非課税世帯およびそれに準ずる世帯の学生を対象に、授業料減免と給付型奨学金を組み合わせた手厚い支援を提供しています。自分が対象になるか、学生課に相談してみる価値はあります。

通学方法や履修計画の見直し

物理的・時間的な負担が大きい場合、通学方法や履修の仕方を工夫することで改善できることもあります。

たとえば、通学時間が長くて疲弊している場合、大学近くにシェアハウスを借りたり、週の前半に授業を集中させて後半はアルバイトや休息に充てたりする方法があります。また、必修科目以外は興味のある科目を中心に履修することで、モチベーションを維持しやすくなります。

💡 POINT
特に発達特性や精神的な不調がある場合、大学の障害学生支援室に相談することで、合理的配慮を受けられる可能性があります。レポート提出期限の延長、別室での試験受験、録音・撮影の許可など、様々な支援が用意されています。

それでも大学を辞めると決めた場合の選択肢

様々な選択肢を検討した上で、やはり大学を辞めるという決断に至った場合、次にどのような道があるのかを知っておくことが重要です。中退後の選択肢は一つではありません。

別の大学への編入・転学

今の大学は合わないが、学びたい分野がある場合、別の大学への編入や転学を検討できます。一定の単位を取得していれば、2年次や3年次への編入が認められることもあります。

また、通信制大学という選択肢もあります。通信制は自分のペースで学習でき、通学の負担がないため、対人関係や通学に困難を抱えている学生には適している場合があります。学費も通学制より安いことが多く、働きながら学位を取得することも可能です。

専門学校で実践的なスキルを習得

明確にやりたいことがある場合、専門学校で実践的なスキルを身につける道もあります。IT、デザイン、美容、調理、医療など、様々な分野の専門学校があり、卒業後の就職率が高い学校も多くあります。

専門学校は2〜3年で修了できることが多く、大学を卒業するより早く社会に出られます。ただし、専門学校卒の学歴は「専門士」であり、大卒とは異なる点には注意が必要です。

就職活動を開始する

大学中退者を積極的に採用している企業も存在します。特にIT業界やベンチャー企業では、学歴よりも実力や意欲を重視する傾向があります。

ただし、大手企業の多くは大卒以上を応募条件としているため、選択肢は限られます。また、中退理由を面接で説明する必要があるため、納得できる説明を準備しておくことが重要です。

就職活動では、ハローワークの若年者向けサービス「わかものハローワーク」や、中退者専門の就職エージェントなどを活用すると効果的です。

資格取得に専念する

就職に有利な資格を取得してから就職活動をするという選択肢もあります。簿記、宅地建物取引士、ITパスポート、基本情報技術者など、未経験からでも取得可能で就職に役立つ資格は多数あります。

ただし、資格取得だけで就職が保証されるわけではありません。資格を活かせる業界や職種をしっかり研究し、計画的に取り組むことが大切です。

フリーランス・起業という道

明確なビジョンとスキルがあれば、フリーランスとして活動したり、起業したりする道もあります。プログラミング、デザイン、ライティング、動画編集など、インターネットを通じて仕事を受注できる職種であれば、学歴に関係なく実力次第で収入を得られます。

ただし、フリーランスや起業には安定性がなく、自己管理能力やビジネススキルが求められます。最初から独立するのではなく、まずはアルバイトや派遣で生活基盤を確保しながら、副業として始めるのが現実的でしょう。

発達特性や不登校傾向がある場合の選択肢

発達障害の特性や不登校傾向がある学生の場合、従来の大学教育のフレームワークが合わないケースがあります。しかし、それは能力がないということではありません。むしろ、特性に合った環境と支援があれば、大きな力を発揮できる可能性があります。

発達特性と大学生活の困難さ

ASDやADHDなどの発達特性を持つ学生が大学で直面する困難には、以下のようなものがあります。

  • 大人数の講義室での聴覚過敏による集中困難(ASD)
  • スケジュール管理や提出物の締め切り管理の困難(ADHD)
  • 暗黙のルールが多い人間関係での孤立(ASD)
  • 長時間の座学による疲労と注意散漫(ADHD)
  • 読み書きの困難さによる学習の遅れ(LD)

これらの困難は、適切な支援や環境調整によって軽減できることが多いのですが、本人も周囲も発達特性に気づいていないケースや、支援を求めることに抵抗があるケースでは、問題が深刻化しがちです。

医療機関での診断と支援

もし発達特性が疑われる場合、まずは医療機関を受診して診断を受けることをお勧めします。診断を受けることで、自分の特性を客観的に理解でき、適切な対処法や支援を受けやすくなります。

診断書があれば、大学の障害学生支援室で合理的配慮を申請できます。また、障害者手帳を取得すれば、就労支援サービスや障害者雇用枠での就職など、様々な選択肢が広がります。

フリースクールやサポート校という選択肢

通信制大学と並行してフリースクールやサポート校を利用するという方法もあります。少人数制で個別対応が手厚い環境であれば、従来の大学で感じていた困難さを軽減できる可能性があります。

たとえば、プラスイノベーションが運営するフリースクール「MIRAIZ」では、不登校や発達特性のある学生に対して、ドルトンプラン×イエナプラン教育という個別最適化されたアプローチを提供しています。通信制高校のサポートも行っており、自分のペースで高卒資格を取得しながら、大学進学や就職の準備ができます。

IT・プログラミングスキルの習得

発達特性を持つ人の中には、IT分野で高い適性を発揮する人が少なくありません。論理的思考力、細部へのこだわり、パターン認識能力など、ASDやADHDの特性が強みになる職種も多いのです。

プログラミングやデザインのスキルを身につければ、学歴に関係なくフリーランスとして働いたり、IT企業に就職したりする道が開けます。実際、IT業界では実力主義の傾向が強く、ポートフォリオ(制作実績)があれば、学歴を問わず採用されるケースも多々あります。

無料相談・見学予約はこちら

※大学を続けるべきか、別の道を選ぶべきか、専門家に相談してみませんか

大学中退後の就労支援サービス

大学を辞めた後、すぐに就職するのが難しい場合や、発達特性があって一般的な就職活動に不安がある場合、様々な就労支援サービスを活用できます。

自立訓練(生活訓練)でスキルと自信を身につける

自立訓練は、障害のある方が自立した日常生活や社会生活を送るための訓練を受けられる福祉サービスです。生活リズムの確立、対人スキルの向上、就労に必要な基礎能力の習得など、総合的な支援を受けられます。

プラスイノベーションが運営する「CYBER TECH ACADEMY」は、IT就労に特化した自立訓練校です。最長2年間の訓練期間中に、プログラミング、Webデザイン、Office操作などのIT技術を習得できるだけでなく、作業療法士による日常生活訓練も受けられます。訓練修了後は、自社のITソリューション部門での雇用機会もあり、学んだスキルを活かして働くことができます。

就労継続支援B型で働く経験を積む

一般企業での就労が難しい場合、就労継続支援B型事業所で働く選択肢があります。雇用契約を結ばずに自分のペースで働けるため、体調に波がある方や、対人関係に不安がある方でも無理なく就労経験を積めます。

プラスイノベーションの「ワークリンク尼崎」は、IT・パソコン業務に特化したB型事業所で、在宅勤務にも対応しています。データ入力、Web制作、SNS運用など、将来的に一般就労やフリーランスとして活かせるスキルを身につけながら働けます。臨床心理士・公認心理士が常駐しており、心理的なサポートも受けられる点が特徴です。

ハローワークや就職エージェントの活用

大学中退者向けの就職支援サービスも充実してきています。ハローワークの「わかものハローワーク」では、35歳未満の若年者を対象に、個別カウンセリングや就職セミナー、職業訓練の紹介などを行っています。

また、民間の就職エージェントの中には、大学中退者や既卒者に特化したサービスを提供しているところもあります。履歴書の書き方指導、面接対策、企業とのマッチングなど、きめ細かなサポートを無料で受けられます。

親との向き合い方と説得のポイント

大学を辞めたいと親に伝えることは、多くの学生にとって大きなハードルです。しかし、隠し続けることはできませんし、早めに相談することで建設的な解決策が見つかることもあります。

親の気持ちを理解する

まず理解すべきは、親が反対するのは、あなたの将来を心配しているからだということです。多くの親は、大学を卒業することが安定した人生への道だと信じています。また、これまで支払った学費や、受験のために費やした時間とお金を考えると、感情的になるのも無理はありません。

親の世代と今の若者では、働き方や価値観が大きく異なります。終身雇用が当たり前だった親世代にとって、大学中退は人生の失敗と映るかもしれません。しかし、現代では多様なキャリアパスがあり、必ずしも大卒でなければ成功できないわけではありません。この認識のギャップを埋める努力が必要です。

効果的な伝え方

親に大学を辞めたいと伝えるときは、以下のポイントを意識しましょう。

1

感情的にならず冷静に話す

泣いたり怒ったりせず、落ち着いて自分の状況と考えを説明しましょう。感情的になると、親も感情的に反応してしまい、建設的な話し合いになりません。

2

具体的な理由と事実を伝える

「なんとなく嫌」ではなく、「こういう理由で、このような状況にある」と具体的に説明しましょう。成績表や医師の診断書など、客観的な資料があれば説得力が増します。

3

辞めた後のプランを示す

「辞めたい」だけでなく、「辞めた後はこうする予定」という具体的な計画を示すことが重要です。専門学校への進学、就職活動、資格取得など、前向きな次のステップを提案しましょう。

4

これまでの感謝を伝える

学費を負担してくれたこと、応援してくれたことへの感謝を忘れずに伝えましょう。その上で、今の状況と自分の考えを説明することで、親も話を聞く姿勢になりやすくなります。

5

一度で結論を出そうとしない

最初の話し合いで理解を得られなくても当然です。親にも考える時間を与え、何度か話し合いを重ねる中で、お互いが納得できる答えを見つけていきましょう。

第三者を交えた相談も検討する

親子だけで話すと感情的になりやすい場合、信頼できる第三者を交えて話し合うのも一つの方法です。大学のカウンセラー、高校時代の恩師、親戚など、両方の立場を理解してくれる人に同席してもらうことで、客観的な視点が加わり、建設的な話し合いができることがあります。

また、親が発達特性や精神疾患について理解が少ない場合、専門家から説明してもらうことで状況を理解してもらいやすくなります。医師や心理カウンセラーに、親も同席して説明を受けるという方法も効果的です。

大学を辞めるという決断をする前に試してほしいこと

最終的な決断をする前に、もう一度だけ、以下のことを試してみてください。多くの場合、視点を変えたり、小さな行動を起こしたりするだけで、状況が改善することがあります。

1週間、完全に大学を休んでみる

ストレスや疲労が蓄積している場合、一度完全に大学から離れてみることで、心に余裕が生まれます。1週間ほど授業を休み、好きなことをしたり、十分に休息を取ったりしてみてください。距離を置くことで、冷静に自分の状況を見つめ直せることがあります。

ただし、欠席が成績に影響する可能性があるため、重要な試験やレポート提出がないタイミングを選びましょう。また、完全に休むといっても、昼夜逆転や引きこもりにならないよう、規則正しい生活は維持することが大切です。

一人で抱え込まず、誰かに相談する

悩みを一人で抱え込んでいると、視野が狭くなり、選択肢が見えなくなります。友人、家族、先輩、カウンセラーなど、誰でもいいので一度話してみましょう。話すだけで気持ちが整理され、新しい視点が得られることも少なくありません。

もし周囲に相談できる人がいない場合、電話相談やオンラインカウンセリングを利用する方法もあります。匿名で相談できるサービスもあるので、気軽に利用してみましょう。

興味のある授業を一つだけ受けてみる

全ての授業が苦痛だと感じていても、シラバスをよく見ると興味を持てそうな科目が一つくらいあるかもしれません。その授業だけでも受けてみることで、大学で学ぶことの意味を再発見できることがあります。

特に、少人数のゼミやワークショップ形式の授業、実習系の科目などは、大講義とは違った魅力があります。また、他学部履修が可能な大学であれば、全く違う分野の授業を受けてみるのも刺激になるでしょう。

学外でのコミュニティを見つける

大学内で居場所がないと感じているなら、学外に目を向けてみましょう。アルバイト先、趣味のサークル、ボランティア活動、オンラインコミュニティなど、大学以外で人とつながる場所を持つことで、心の余裕が生まれます。

大学が全てではありません。学外に充実した活動や人間関係があれば、大学は単位を取るための場所と割り切って通うこともできます。そうすることで、大学生活のストレスが軽減されることもあります。

プラスイノベーションができること

株式会社プラスイノベーションは、発達に凸凹がある子どもたちや若者たちの未来を創造することをミッションとしています。大学を辞めようか悩んでいる方、辞めた後の進路に不安がある方に対して、様々な支援を提供しています。

フリースクール「MIRAIZ」での学び直し

MIRAIZは、不登校や発達特性のある学生を対象としたフリースクールです。通信制高校のサポートも行っており、自分のペースで高卒資格を取得しながら、大学進学や就職の準備ができます。

ドルトンプラン×イエナプラン教育という個別最適化されたアプローチを採用しており、「やらされる学び」ではなく「やってみたい学び」を実現します。心理専門スタッフによるサポートもあり、安心して学習に取り組める環境が整っています。

IT就労に特化した自立訓練「CYBER TECH ACADEMY」

大学を辞めた後、IT業界での就労を目指す方には、CYBER TECH ACADEMYがおすすめです。最長2年間の訓練期間中に、プログラミング、Webデザイン、Office操作などの実践的なITスキルを習得できます。

訓練修了後は、自社のITソリューション部門での雇用機会もあり、学んだスキルを活かして働くことができます。作業療法士による生活訓練、心理カウンセラーによるメンタルサポートも充実しており、総合的な支援を受けられます。

就労継続支援B型「ワークリンク尼崎」

すぐに一般就労するのが難しい場合、ワークリンク尼崎で自分のペースで働く経験を積むことができます。IT・パソコン業務に特化しており、在宅勤務にも対応しています。

データ入力、Web制作、SNS運用など、将来的に一般就労やフリーランスとして活かせるスキルを身につけながら、工賃を得ることができます。心理専門スタッフが常駐しており、不安や悩みを相談できる環境も整っています。

💡 まずは無料相談から
大学を続けるべきか、辞めるべきか、辞めた後はどうすればいいのか。一人で悩まず、まずは私たちにご相談ください。発達特性や不登校に関する専門知識を持ったスタッフが、あなたの状況に合わせた最適な選択肢をご提案します。見学も随時受け付けていますので、実際の雰囲気を確かめてから決めることができます。

まとめ:後悔しない選択をするために

大学を辞めたいと思ったとき、それは決して恥ずかしいことでも、弱さの表れでもありません。自分の人生について真剣に考え、現状に疑問を持つことは、むしろ成長の証です。

ただし、感情的な判断は避け、冷静に自分の状況を分析することが重要です。辞めたい理由は何か、それは解決可能な問題か、辞めた後にどうするのか、経済的な影響はどうか、といったことを一つ一つ整理していきましょう。

また、大学を辞めることだけが選択肢ではありません。休学、転部、支援制度の活用など、大学に籍を置いたまま状況を改善する方法もあります。まずはそれらの選択肢を十分に検討してみてください。

もし大学を辞めるという決断に至った場合でも、その後の道は一つではありません。別の大学への編入、専門学校、就職、フリースクール、就労支援サービスの利用など、様々な選択肢があります。特に発達特性や精神的な不調がある場合は、適切な支援を受けることで、自分の強みを活かした道を見つけることができます。

大切なのは、一人で抱え込まず、信頼できる人や専門家に相談することです。親、友人、カウンセラー、支援機関など、あなたの味方になってくれる人は必ずいます。

どんな選択をするにしても、それはあなたの人生です。周囲の期待に応えるためではなく、自分が納得できる道を選ぶことが、長い目で見たときに後悔のない選択につながります。

プラスイノベーションは、どのような状況にある若者でも、その人らしい未来を創造できると信じています。大学を続けるにしても、辞めるにしても、あなたの可能性は変わりません。まずは一歩を踏み出してみてください。私たちは、その一歩を全力でサポートします。

無料相談・見学予約はこちら

※あなたに合った道を、一緒に見つけましょう

PDFはこちら

一覧へ戻る