学習障害(LD)のある子への支援|尼崎の放課後等デイサービス選び
学習障害(LD)とは、読み書き計算につまずきが出る特性
学習障害は、文部科学省の定義によれば「全般的な知的発達に遅れはないものの、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するといった学習に必要な基礎的な能力のうち、一つないし複数の特定の能力について、なかなか習得できなかったり、うまく発揮することができなかったりする状態」を指します(文部科学省)。中枢神経系の何らかの機能特性が背景にあると推定されており、本人の努力不足やしつけの問題が直接の原因ではないとされている点は、支援を考えるうえで欠かせない前提です。
読めるのに書けない、計算はできても文章題になると解けない、というように、能力の凸凹が特定の作業だけに表れる点が学習障害の特徴です。 聞けば理解できる内容でも、読む・書く・計算するという入出力の経路に負荷がかかると、本来の理解力が発揮しにくくなります。
通常学級に在籍しながら特別な教育的支援を必要とする児童生徒の割合は、令和4年に文部科学省が実施した調査で8.8%と推定されています。平成24年の前回調査(6.5%)から増加しており、学習面や行動面の困難が学校現場で意識されやすくなったことがうかがえます(文部科学省)。この調査は学級担任の見立てに基づくもので、医学的な診断の有無を調べたものではない点には注意が必要です。
放課後等デイサービスは学習障害の子どもも対象になる制度
放課後等デイサービスは、児童福祉法に基づく障害児通所支援のひとつで、学校の授業終了後や長期休暇中に、発達の特性に応じた療育や学習支援を受けられる場です。学習障害という診断名が確定していなくても、医師の意見書などをもとに利用できる自治体が多く、尼崎市でも障害福祉の窓口へ相談することから手続きが始まります。
1 受給者証の取得と個別支援計画の仕組み
利用にあたっては、市区町村が発行する通所受給者証が必要です。受給者証が発行されると、利用料の1割が自己負担、残りは自治体が負担する仕組みとなり、世帯の所得に応じた月額上限額も設定されています(LITALICO発達ナビ)。事業所側は、この受給者証に基づき、子ども一人ひとりの得意・不得意を踏まえた個別支援計画を作成し、定期的な見直しを行いながら支援を進めます。
2 学校の配慮だけでは足りない部分を補う場
板書を写す速度が追いつかない、音読の順番が回ってくることへの不安、テストの時間内に解き終わらないといった場面は、学習障害のある子どもにとって毎日繰り返される負担です。学校の合理的配慮だけでカバーしきれない部分を、放課後の時間でどう補うかは、家庭にとって現実的な課題になります。
受給者証の申請や利用の進め方に不安がある場合は、株式会社プラスイノベーションが尼崎市内で運営するKid'sTECHでも個別相談を受け付けています。診断や検査の途中段階でも、まずはお子さまの困りごとから一緒に整理することができます。
無料相談・見学予約はこちら尼崎市内で放課後等デイサービスを選ぶときに確認したいポイント
尼崎市内には、学習支援を掲げる放課後等デイサービスが複数運営されています(参考:尼崎市公式ホームページ「障害児通所支援事業所一覧表」)。事業所ごとにプログラムの方向性が異なるため、学習障害の子どもに合った環境かどうかを見極める視点を持っておくと、見学の際に判断がしやすくなります。
1 通いやすさ(送迎エリアと立地)
送迎の有無やエリアは、通所を継続できるかどうかに直結します。尼崎市は南北に広く、武庫之荘・尼崎中心部・玉江橋周辺などエリアによって通いやすい事業所が異なるため、自宅や学校からの送迎範囲を事前に確認しておくと安心です。
2 読み書き計算の代替手段を取り入れているか
タブレットの読み上げ機能や音声入力など、読む・書く・計算するという作業を別の経路で補う教材を柔軟に取り入れているかどうかは、学習障害の子どもにとって特に重要な確認点です。紙と鉛筆だけの学習に固執していないかを、見学時に聞いておくとよいでしょう。
3 専門職が在籍しているか
臨床心理士や公認心理師といった専門職が在籍しているかどうかも、比較材料になります。学習面の遅れの背景に行動面や情緒面の課題が重なっているケースもあり、専門的な視点でのアセスメントを受けられるかどうかが、その後の支援の質を左右します。
現場の実感として付け加えておきたいのは、学習障害だけが単独で表れるとは限らないという点です。読み書きの困難の背景に、注意の持続しにくさや、指示の聞き取りにくさが重なっているケースは珍しくありません。事業所選びの段階では「学習障害向け」という看板の有無よりも、複数の特性が重なった場合でも対応の幅を持っているかどうかを確認しておくと、通所を始めてからのミスマッチを避けやすくなります。
- ✓ 送迎エリアに自宅や学校が含まれているか
- ✓ タブレットなど読み書きの代替手段を取り入れているか
- ✓ 個別支援計画が実際の教材や進め方に反映されているか
- ✓ 学齢期以降の進路や就労まで見据えた支援を行っているか
特性を活かす選択肢としてのIT療育
読み書きや計算そのものを直接鍛える方法だけでなく、得意な経路から学びへの意欲を引き出す方法も選択肢のひとつです。尼崎市東難波町に本社を置く株式会社プラスイノベーションが2016年から運営する放課後等デイサービス「Kid'sTECH(キッズテック)」は、プログラミングを療育のツールとして活用してきた事業所です。対象は小学1年生から高校3年生までで、ADHDやASD、学習障害(LD)、起立性調節障害など、幅広い特性のある子どもを受け入れています。
画面上のブロックを組み合わせて動きを作るビジュアルプログラミングであれば、文章を大量に読まなくても試行錯誤を重ねられます。 うまく動いた瞬間の達成感を、トークンエコノミー法と呼ばれる仕組みで見える化し、次の課題への意欲につなげる工夫も取り入れられています。臨床心理士や公認心理師が常駐しているため、学習面の遅れだけでなく、行動面や情緒面の相談も同じ窓口でできる点は、保護者にとって負担の軽さにつながります。
家庭での関わり方にも触れておきます。宿題を隣で見ながら間違いをその都度指摘するやり方は、正答率だけを見れば効果的に映るかもしれませんが、学習障害のある子どもの自己効力感を削りやすい面があります。事業所での声かけの仕方を家庭にも共有してもらい、同じ関わり方を再現することのほうが、遠回りに見えて力の定着につながりやすいでしょう。
得意な経路を活かした学習支援に関心がある場合は、Kid'sTECHの無料相談・見学から、実際の教室の雰囲気を確かめていただけます。
無料相談・見学予約はこちら尼崎市内の教室と、その先を見据えた支援の広がり
株式会社プラスイノベーションは、尼崎市内でKid'sTECHの尼崎本校・玉江橋教室・武庫之荘教室を運営しているほか、フランチャイズ形式で神戸市東灘区などにも教室を展開しています。学習障害の特性は大人になっても残ることが多く、進学や就労の場面で改めて壁にぶつかる場合があります。
幼少期に通っていた事業所が、その後の教育や就労の相談先としても機能するかどうかは、長い目で見た事業所選びの判断材料になり得ます。
学習障害のあるお子さまと、尼崎で考える次の一歩
学習障害は、知的な能力の高さと、読み書き計算という特定の作業のしにくさが同居する特性です。学校での配慮だけで十分と感じられない場合、放課後の時間をどう設計するかが、子どもの自己肯定感を左右する分かれ目になります。
株式会社プラスイノベーションは、「発達に凸凹がある子どもたちの未来を、私たちで創造する」という考えのもと、療育・教育・就労までを一貫して支援してきました。尼崎市で学習障害のあるお子さまの放課後等デイサービスをお探しの場合は、Kid'sTECHの無料相談・見学から、まずはお子さまの様子や困りごとをお聞かせください。
※診断や検査の有無にかかわらず、まずはお気軽にご相談ください