皆様こんにちは。
株式会社プラスイノベーションです。
若葉の緑もしだいに色濃くなってきました。
今月のコラムでは、「プラスイノベーションの歴史を振り返ろう」と題しまして、
各教室の立ち上げ時のエピソードなどをご紹介したいと思います。
今回は、「蒲田教室」の立ち上げ時のエピソードを弊社代表の住山にインタビューしてまいりました。
尼崎教室(弊社立ち上げ時)のエピソードは、こちらからご覧ください。
https://plusinnovation.jp/blogdetail?wgd=blog-26&wgdo=date-DESC,sort-ASC
開所当時の写真
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●なぜ、2教室目を「尼崎」の近くではなく、東京の「蒲田」で開所したのか?開所までの経緯などを教えてほしいです。
実は、東京進出のヒントになったのは、当時、東京から尼崎に引っ越されてきた保護者の方との何気ない会話から生まれました
「キッズテックさんの療育は、発達に凸凹を持つこどもの本当に好きなことを入り口にして、弱みを強みに変えれる画期的な療育、
多分、東京でこういうサービスを希望されているお子さんや、保護者さんも多いと思いますよ!」
これを聞いたときに、まず届けたいとおもった
その方は、弊社のサービスにとても感銘と共感をしてくれていて
それで、いろいろ調べてみると、当時(2016年)、東京でもこのような「プログラミングを使った療育」をおこなう事業所は、ほとんどなかったので、
大田区や杉並区など、複数の区にスポットを当てて、調べていく中で、東京23区の中でも一番大きく、学校や、児童の数も多い「大田区」にしようと思いました。
ただ、児童や学校が多いというのだけが、理由ではなく、市場を調査していく中で、多くの事業所が大田区にあったが、「お預かり型」の事業所が多かったため、行政の方に
「プログラミングを使った療育のニーズがあるか?」と問い合わせると・・・
「ぜひ、やってもらいたい」
という積極的な解答をもらえたということもあり、「大田区蒲田」で開所することを決断しました。
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● 初の関東エリアの教室オープンでしたが、開所するうえで苦戦・苦労したことはなんでしたか?
ゼロイチだったので苦難ばかりだったけど、楽しかった
➀ とにかく、忙しかった。
尼崎教室を立ち上げて間もないこともあって、冨永さんに尼崎教室を任せて、
僕は、東京に半年間移住して、立ち上げに携わった。その時は、金曜の夜まで東京で教室の運営・営業をおこない、
土曜日の朝一に本社に戻ってきて、一週間の報告と課題の解決、翌週の指示出しをして、月曜日の朝一に東京に戻るという国会議員のような生活
とにかく忙しく、頭の整理が追い付かなかったが、今思い返せば、充実した時間だったと思う。
➁ 認知度の向上が難しかった。
尼崎の場合、相談支援事業所の相談員さんや関係機関の方々に、ある程度、「プラスイノベーション」や「キッズテック」を認知してもらっているため、それほど苦労することはなかった。
しかし、蒲田の立ち上げ時は、「プラスイノベーション」や「キッズテック」を誰も知らない状況からのスタートだったので、我々の目的や想いを知ってもらうところからだったのは、非常に大変だった。
大田区内の全相談支援事業所を訪問して、1軒1軒説明してまわったことをいまでも覚えています。
正直、「すごい!素晴らしいサービスだと思います」という肯定的な意見の数より、否定的な印象を持たれることの方が多かったが
発達に特性をもつこどもたちの可能性は感じていたし、迷いはなかった
➂ 採用・人材確保に苦戦した。
東京は、関西に比べ、区内の事業所数も多いため、その分求人数も多く埋もれてしまいがちになります。
でも、運よく3月の開所後、2か月ほどで経験ある方を採用することができ、私が蒲田教室でおこなっていた業務を受け渡すことができた。
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● いろんな苦労があった蒲田教室のOPENだったと思いますが、「よし!これでいける!」と手応えを感じた瞬間はいつでしたか ?
プラスイノベーションの行動指針の中にある、「プラスイノベーションのサービスをより多くのこどもたちに届けることで、
新たな社会とその未来の創造」を実現するために東京に進出することを自分の中で決めた。
自分自身、社内で大きな声を上げて、旗を立てに行ったので・・・苦笑
言い出した以上、社員にも私たちのサービスを待ってくれる人たちがいるという現実をなんとしても示したかった。
見学対応も、契約も、営業も出来ることを毎日全力でやっていた。
その中で、開所前におこなったワークショップで、6,7人の保護者さまから、
「ぜひ利用したいです」「サービスを使いたいです」「ぜひ通わせたい」というお声をいただいた。
そこまでは、本当に不安でしかなかったが、やってきたことは間違っていなかったと再認識でき、
これだけの人たちが、「弊社のサービスを使いたい」と言ってくれている人がいる。待ってくれている人がいる。
その人たちに、サービスを届けられるということがうれしかった。
同時に、保護者さんとお話ししていく中で、関西で当たり前に提供していたサービスや支援が、当時の東京では当たり前じゃないということに気づかされた。
例えば、送迎で学校にお迎えに行くと、どうしてもお迎えできる時間が前後してしまう…
それでも、お子さんが来るのを待って、お迎えするのが当たり前だと思っていたが、東京では少しでも遅れると
置いていかれるのが当たり前で、保護者さまから、「そんなこともやってくれるんですか?!」という反応をもらえた。
東京の方がサービスや支援の内容など進んでいるイメージを持っていたが、関西で提供してきたサービスの質のほうが寄り添った質の高いサービスを出来ていた。
そこもすごく評価してもらって、「キッズテックは、こんなんやってくれるよ」みたいな、保護者さまのあいだで一気に口コミで広まった。
そういうこともあり、2017年3月に開所して、3か月でキッズテック蒲田に通っていただけるお子さまは40人まで増えた。
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● 蒲田教室を今後、どのように発展させていきたいですか?
蒲田教室を立ち上げたときに通い始めてくれた小学1,2年生だった子が、もう高校生になっているので
未来創造に繋げていくためにも、切れない支援をつくりたい。自分の言葉でキッズテック蒲田に通うことを決めていただいたので
本社のように、自立訓練サービスを活用したキッズテックの次のステージを創っていきたい。
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● 最後に皆さんにメッセージをお願いします。
【通ってきてくれているお子さん・保護者さまへ】
(株)プラスイノベーション、代表の住山です。
日頃から、弊社の運営にご理解、ご協力を賜りこの場をお借りしまして感謝御礼申し上げます。
ここまで、お読みいただき大変恐縮です。
「発達凸凹を持つこどもたちの弱みを強みに変える教育で、こどもたちの未来を創りたい!!」という実現できる根拠もどこにもない
想いだけで、プラスイノベーションという会社を設立しました。
今日まで保護者の皆様をはじめ、弊社のサービスをご利用いただいているおこさまに支えていただき、この7月で9期目を迎えさせていただきます。
保護者さまの期待や、キッズテックに通ってきてくれている、おこさまたちの学びの意欲、成長に少しでも応えていけるように
この先もずっと、皆さんと一緒に成長する企業で在り続けなければならないと思っています。
弊社はこれからも、保護者の皆さまとともに伴走する企業であるとともに、
「発達に凸凹を持つこどもたちの未来を、わたしたちで創り出す」を会社の目的とし、
全スタッフ、同じ想いをもってお子さまのご支援に関わらせていただきす。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
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【蒲田教室のスタッフの皆さんへ】
本社から離れた場所で、室長を筆頭に、蒲田スタッフのみなさんが
日々、教室に通うおこさまと真摯に向き合ってくれていることに本当に感謝しています。
いつもありがとう。
私一人だけが旗を立てても、理念は達成されません。
形にしてくれる”社員スタッフのみんな"がいてこそ、私たちが大切にしている理念が実現されます。
それぞれの役割をそれぞれが理解すること、ひとりひとりの役割を全うすることができれば大きな力に変わると信じています。
キッズテック蒲田を必要としてくれている、保護者の方々、教室に通ってくれているこどもたちへの感謝を忘れず、
こどもたちの可能性を広げ、未来創造に繋げれるように、これからの一緒に頑張っていきましょう!
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熱い想いをある中で、蒲田教室が立ち上げられ、いろんなスタッフの皆さんの奮闘もあり、
いまのキッズテック蒲田が作り上げられてきたことが、よくわかるインタビューでした。
今後のコラムでも、他の教室の立ち上げ時のエピソードをしていこうと思いますので、
お楽しみにしていてください。